Headquarters Frankfurt am MainSinnドイツ本社のご紹介


ジンはフランクフルト・アン・マインのゾッセンハイムに新社屋を建設し、 2017年9月にレーデルハイムの旧社屋から、約2.5倍の専有面積を持つ新社屋へと移転いたしました。
今回のメルマガではこの新社屋をご案内いたします。
さあ、ジンのファクトリーツアーのスタートです。


十分な空間のあるこの場所を見ると、ヨーロッパの建築物の贅沢な間取りだと感じます。

通常はここに受付の担当者が座っています。

このアトリウムを囲むようにジンの社屋は地下1階、地上2階建ての中に製造部門、営業部門、マーケティング部門、管理部門、ショールームからカスタマーサービスなどすべての機能がまとまっています。


左の「KUNDENDIENST」は顧客サービスです。
外のショーケースには、金の指ぬき賞などの受賞モデルが展示されています。
EZM1.ZUZや156、1970年代初期の頃の103など、ジン・ファンであれば一度は手に取りたい、見てみたいジンの歴史的モデルです。
多くのモデルがオープン陳列で手に取ってご覧いただけるようになっています。
ここは生産のみで、この隣の部屋に同じくらいの規模でアフターサービスの工房があり、世界各国から送られてきた修理品はそちらの部屋で取り扱います。
「Uhrmacherausbildung」と呼ばれる研修生のための工房も別な場所にあります。
天然木の床材を使用したメインフロアやショールームに対して、 ウォッチメーカーのいる工房をはじめとする技術部門では写真のような緑色の床材を使用しています。
この素材と色は時計の小さなパーツが落ちたときにも見つけやすく、 摩擦が大きいため滑りにくい、つまり落ちたパーツが転がりにくいという利点があるのです。
ここからは時計に施す仕上げや各テクノロジーを検査するラボをご紹介します。
これはパンタグラフを利用した手動彫刻機です。
(この写真では、ローターはセットされていません)
この部屋ではローターの刻印だけでなく右の写真のような複雑な彫金も行います。
この部屋ではローターの刻印だけでなく下の写真のような複雑な彫金も行います。
数十個を一度に充填する量産品用の充填機器は別の部屋にあります。
ムーブメントには温度に耐性の高いオイルを使用しているので時計に組み込んだ際には-20℃から+60℃での精度を保証します。
サファイアクリスタルも通常モデルに比べ格段に厚みのあるものを使用しています。
白い把手のついた部分に、ドライカプセルを外した状態で時計のヘッドを入れます。
ドライカプセルのホールから水蒸気を含む空気を抜いて、一度真空にします。
そのあとそこからプロテクトガスを充填します。
取り出した後、手前に入っているドライカプセルを取り付けます。
プロテクトガスは空気より重いので、この機器から取り出した後もガスが外に漏れ出てしまうことはありません。
これまでは、この機器では出荷前の完成品のテストしかしたことがありませんでしたが、この日、初めて使用品のテストを行いました。
決して大きな部屋ではありませんが、この“ラボ”には、1994年以来、ジンがプロフェッショナルの使用に向けて耐久性を追求し、ローター・シュミットの指揮のもと開発してきた多くのテクノロジーが詰まっています。
その高い耐久性は、すなわち日常生活においても安心して使用することのできるスペックを備えていることを意味するのです。
最後に、このジンの新社屋の中の秘密をひとつお教えしましょう。
実は、新社屋建設の際にその思いを込めて、ここにタイムカプセルを埋めました。
そこには、この記念すべき日を記憶するため、ローター・シュミットが所有していたフランクフルト・ファイナンシャルウォッチ6000と新社屋の定礎式の日の新聞や、雑誌、会社組織図、その年のジンのカタログが入れられています。
100年後になってこのタイムカプセルを開けたときにその頃の人々が、この日をもっと生き生きと感じることができるように・・・
そう、100年後、ジンは益々の発展を遂げているはずです。
